IT関連の従事している方には共感ポイント多くてたまらないアメリカドラマ「シリコンバレー」。
今回はS1の第1話から出演している”パイド・パイパー”のVC、ラビーガのCEOピーター・グレゴリーが途中で出演しなくなった理由をご紹介します。
この記事は下記のリンク先をもとに構成・考察しています。
初代VCピーター・グレゴリー役の俳優どこ行った?
ピーター・グレゴリーの紹介
シリコンバレーのS1第1話から登場している、ピーター・グレゴリー。
元エンジニアであり、ラビーガ・キャピタル(VC)のCEO。
主人公リチャードの設立した会社パイド・パイパーの資金援助を行なう代わりにパイド・パイパーの株を一部保有している。
VCとは?
Wikipedia 「ベンチャーキャピタル」
ベンチャーキャピタル(venture capital、略称:VC)とは、ハイリターンを狙ったアグレッシブな投資を行う投資会社(投資ファンド)のこと。 主に高い成長率を有する未上場企業に対して投資を行い、資金を投下する。 経営コンサルティングなどを提供し、投資先企業の価値向上を図る企業も存在する。
主人公リチャードとピーター・グレゴリーの最初の出会い
S1第1話でピーター・グレゴリーのセミナー参加後、リチャードとビッグヘッドは彼に開発したアプリを見て貰おうと出待ちをします。
始めは相手にもされなかったが、学生のふりをして「開発は辞めて大学に戻るか…」とうそぶいたところ、大学嫌いのピーターは反応を示し、なんとかアプリを見てもらえることに。
もちろん、リチャードはこの時点で26歳なので大学を卒業しているしHooliの正社員として働いており学生ではありません。
それがきっかけで、パイドパイパーのスタートアップが始まったのでした。懐かしいですね。
始めは、事業計画書の書き方、いや存在すら知らなかったリチャードにブチ切れしたのが彼です。誰かに出資されるには開発だけをしていてはダメなんだなぁと観ている筆者も実感。(笑)
この事がきっかけでジャレットとも出会います。
ピーター・グレゴリー突然の死
S1の第1話で突然、ピーターの訃報を告げられます。
筆者も見ていて「おいおいマジかよ」となったのですが、あまりにも作中のお葬式の中でもジョークが効いていて、なんか「現実世界で契約でも切れたのかな~?」なんて呑気な事を考えておりました。
ストーリー内での死因
作中では部下のモニカに死因を告げられます。その内容がもう訳わかりません。
ピーターは休暇中、タンザニアのサファリにいて
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ピーターのテントにカバが迷い込んできて
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カバに襲われたのか?
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いえ、カバが暴れ始め、ガイドがライフルで撃とうとしたけど狙いが外れ
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流れ弾に当たった!?
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いえ、銃声に驚いて
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テントから抜け出しカバに激突?
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いや、走り出したのは何年ぶりで走ったせいでそのまま最期に。
結論「久しぶりに走ったショックで逝ってしまった」です。
【結論】クリストファー・エヴァン・ウェルチさん自身が亡くなった
こんな結末になった真相はピーター・グレゴリー役の俳優クリストファー・エヴァン・ウェルチさんが撮影期間中亡くなったからです。
クリストファー・エヴァン・ウェルチさんは「シリコンバレー」撮影前から肺がんを患っていたようです。
しかし、無事に回復し復帰(シリコンバレーの撮影開始)したところ、肺以外の部分(脳 / 前立腺)にも転移し始めたようです。
2013年12月サンタモニカの病院で息を引き取ったとのことです。48歳でした。
なぜあのような演出(逸話)?
作中であの演出に許可が出たのがまたすごい事です。
実はクリストファー・エヴァン・ウェルチさんのご家族が「幕引きのシーンは面白くしてあげて」と依頼。
故に、あのようなジョークが混ざった演出になったようです。
シリコンバレー製作スタッフ達はピーター・グレゴリーを亡くなったストーリーにせず、訳わからない性格なので訳わからない島に行って遭難したとかなんとか色々考えたみたいですがシンプルに亡くなったことにしたようです。
まとめ
パイド・パイパーの芽を見出してくれたピーター・グレゴリーが消えた理由を解説しました。
原因はクリストファー・エヴァン・ウェルチさんご自身が長年患っていた肺がんでご逝去されたからでした。
ピーターの後釜は女性のローリー・ブリームですが、ピーターのままストーリーが進んでいたらどんな感じになったのでしょうか。
クリストファー・エヴァン・ウェルチさんのご冥福をお祈りいたします。